GOLDEN BALL CRUSH

DATABASE

G◎LDEN BALL CRUSH 公演#4 『あの星のせいにしてしまえばいい』

あの星のせい〜

STORY

STORY1 「スター誕生」
とあるギター好きのマスターがいるレストラン。
そこに、口バクで歌の練習をしてる音痴の【天宮望。通称のっち】(森律子)と、 舞台袖でのっちの代わりに歌う「松浦あや乃。通称あーちゃん」が課題曲の「星に願いを♪」を練習していた。
2人は数年前、アイドルを目指して上京してきた親友。
あーちゃんが「綺麗になりたい」と漏らし、のっちに「歌いたいとは思わないの?」と告げた。
のっちは、声に詰まりながら、「歌いたい」と言った・・・。
そこに、「エアー天宮」2人のスタイルを金になるために創り上げた【大塚プロデューサー】(大嶋伸治)が 週刊誌を持ちながら店に息をきらして入って来る。
あーちゃん「ミュージカル業界までも口パク。エアー天宮誕生・・・」マスコミに口パクの事が流れ上演は中止に。
大塚は、のっちに1人で歌うことを命令する。
音痴なのっちは、中々首を縦に振らない。
社長からの電話で話が急転し、歌唱力のあーちゃんに主役の座を与えられる。
のっちは、大塚が自分を歌舞伎町でスカウトしたことを暴露する。
そして、以前大塚と付き合っていて、今はあーちゃんに大塚が手を出してる事が明らかになる。
あーちゃんは、溜まっていた想いから「のっちには負けたくない!」という気持ちが爆発しオーディションを大塚に依頼する。
大塚はあえて音痴なのっちの前に椅子を置き、目の前であーちゃんに聴かせようとする。
のっちは、足が震え、声にならない。
大塚はあきれて店を出て行く。
「星に願いを♪」が流れる中、震えるのっちに触れ、あーちゃんがのっちに歌いだす。
少しずつ2人の「星に願いを♪」が聞こえてくる・・・。
歌い終わったあーちゃんに掛かって来た電話は、「2人共降板」。
のっちは、あーちゃんの才能を思い、強引に外に連れ出す。
離れたくないあーちゃん。あーちゃんは「のっち!」と連呼するが、のっちにはもうあーちゃんの声は聞こえない。
風俗嬢に戻ることを決める。マスターがリクエストに一曲答えてくれた。
「歌舞伎町の女王♪」(椎名林檎)

STORY2 「ワイルド王決定戦〜今宵、星空の下で〜」
数日後のギター好きのマスターがいるレストラン。
エロサイトを見る田宮四駆郎(大嶋伸治)と初恋の時の思い出のブレスレットを眺めてる治虫(中沢浩之)がいる。
2人は風俗帰りでだべっている。
風俗店の前から勇気が無くて逃げた田宮は、仕事も女もうまくいってる治虫に嫉妬をぶつける。
どっちがワイルドな男か決める「ワイルド王決定戦」が始まる。
マスター(飯塚勝美)も勢いにのって参加する。
ワイルドな武勇伝がずれにずれまくる、マスターと田宮。
そこに、あーちゃんが店に入って来る。
消息不明ののっちを探してる。
治虫に数時間前に楽しんだ風俗嬢から連絡が入る。
駅前に迎えに行く治虫。
保育士をしてる田宮は、今度保育園のお別れ会で、あーちゃんに「美女と野獣の」お姫様役をやってもらいたいとお願いをする。
断るあーちゃん。
田宮は話の流れから「のっちさんを探して来たら歌ってくれますよね!」と告げる。
田宮はのっちの写真を見た途端、口を開ける。
のっちは治虫が数時間前に相手をした風俗嬢だった。
治虫も店の前でのっちが急に帰ってしまったショックを引きづり戻って来る。
あーちゃんはのっちの親友だと告げられ、さらに治虫の初恋の相手だった事も浮き彫りになる・・・。

STORY3 「あの星のせいにしてしまえばいい」
ギター好きのマスターがいるレストランのマスターがいない日。
のっちが治虫の誕生日を祝おうとケーキを作ってる。
治虫はのっちにチョコレートを塗り、暗闇の中、いちゃつきながら2人は遊んでる。
のっちの「背中の蝶々のTATOO」を確かめた治虫は自分が小学校の時の幼馴染みだった事を告げる。
可笑しな関係と空気に。
のっちの仮面が治虫によって、少しずつ剥がされて行く。
その時、ラジオから、あーちゃんが歌う「美女と野獣」が流れる。
全てを忘れたいのっちは、治虫に抱きつく。
そこに元彼の大塚プロデューサーがあーちゃんではない別の女と店に入って来る。
大塚は暴露本出版&映画化のビジネスの提案が始まる。
事務所に連れて行こうと強引に手を引っ張る大塚の前に治虫が立ちはだかる。
「やめろ!僕の初恋の女なんだ。」
大笑いを残し、大塚は去る。
のっちの未来を心配する治虫は、財布から札束を出し、気持ちよくするよう裏に誘いをかける。
治虫の所に向う途中、あーちゃんが大事にしてたクマのぬいぐるみに気づく。
治虫は、そこにあーちゃんからの手紙が入ってる事を告げる。
手紙を広げられないのっちに、治虫は彼女を救うため、初恋の時のように思い切った行動に出る・・・。

                                                                 

なかざわMEMO

この作品はメンバー飯塚勝美の「明るめのリズム」を主題歌として書き上げました。
そして、数年前に、メンバーの森律子と、もし2人芝居をやるなら風俗を舞台にした作品をやろうと、 何気なく話してた事が実現してしまった作品です(笑)
律子と話した、あの頃とは時代背景が変わり、1シチュエーションコメディの設定が 泡姫と平凡なサラリーマンの過去を掘り下げ、最後に2人が偶然に出会い 何気ない会話をする作風に変わってしまいました。
誰でも誰かが支えてて、運命は自分で決めれない。 他人が自分の幸せを握ってる事を伝えたかった。
星の数だけの失望や哀れな行為で、自分の身を削ってしまうより 『あの星にしてしまえばいい』と思える気持ちを少しでも持ってもらえたらと思い創作しました。
きっと輝く何かを見つけられると思うんです。 僕は、女でも金でも車でもMyHomeでもなく、絶対に「芝居」なんですが・・・。
きっと、数十年先まで続く不景気。 僕たちが芝居を通して、皆さんに何を与える事ができるのか?
オバマ大統領が演説で『プロミス(約束)』という単語を連呼したのは今こそ、人間の繋がりが必要なのかも(笑)
僕らはさらに舞台創作を利用して「人間」を伝えて行きたいと強く思えた作品です。

「あの星のせいにしてしまえばいい」MembersDiscussion

お客様VOICE

前々回「SUNNY」を拝見させて頂いたのですが、森さんが演じた「のっち役」が色気があり、ギャップがあって良かった! BARにいるような感覚で新鮮でした。難しい事は言えないので一言「次回も行きます!」

男性 Kさん

初めてG◎LDEN BALL CRUSHを拝見させて頂きました!レストラン公演っていいですね! お店の使い方が面白かった!狭さも感じさせない。 お話しも風俗で出会った2人の過去を丁寧に描いてたから、 ラストのと森さんと中沢さんの会話が逆にお洒落に聞こえ、新鮮で面白かった! 前半の「星に願いを」も少し涙が出そうになりました。 料理も美味しく満足しました。今後に◎

女性 Nさん

田宮四駆郎が面白かった! コブクロの「桜」を熱唱するシーンが好み。 こういうぐだらないのとシリアスなドラマ展開のバランスがうまい! 6月も頑張って下さい!観に行きます!

男性 Sさん

マスター役(飯塚勝美)がとても良かった!弾語りもGOOD!! 本当に皆さん、凄いと思いました。演技の美味さが最後まで引き込ませてくれたんだと思います。 これからも頑張ってください!

女性 Sさん

あーちゃん(千葉綾乃)&のっち(森律子)の2人の友情が素敵でした。 風俗の話、過去からの人の繋がりが良かったです。 最後にあーちゃんとのっちの再会が見たかったです。

男性 Tさん

前回の「恋愛ドラマ」では、中沢さんが出演なさってる日に観る事が 出来なかった為、今回は中沢さんのお芝居を観れると思い楽しみに来ました。 やっぱり凄い人でした!GBCの作品の中で個人的に1番好きな作品でした。 たくさん笑って疲れました!!

女性 Mさん

田宮四駆郎(大嶋伸治)が可笑しかったです♪ シリアス感、お笑い感、メリハリがあって楽しかった! 個人的には、もっとお笑いテイストを強くして欲しいと思った。

男性 Mさん

飯塚さんが脇役でありながら、存在感があり、全体を盛り上げる、 なくてはならない音楽がとても良かった。選曲も・・・。 STORYのすじが今までの中で1番良かった。楽しかった♪

女性 Iさん

治虫(中沢浩之)の何だかんだ言って優しい気持ちが良かった。 のっち(森律子)を想う気持ちが伝わって良かった。 初めてでしたが、とても楽しかったです。 レストラン全体を使っての興行を観た事がなかったので新鮮でした。 笑えて、心もホッとしました。 ありがとうございました。

女性 Sさん

中沢さんが帰ってきた! 面白い相方を迎えて全開で笑わせて欲しい。 本編より「G◎LDEN LIVE!」のフリートークが面白かったので フリートークをやって欲しい!!

男性 Hさん

田宮四駆郎さん(大嶋伸治)、つかみはOK!2役は凄いです! 治虫(中沢浩之)もいい味が出てました!(「毛深治虫」笑えた!) 食事もお芝居も美味しくいただきました! あーちゃんとのっちが一緒に歌うところで早くもグッと来てしまいました! 「友情」っていいな〜って思えた! RedDragonも凄く素敵なお店で大好きになりました♪

女性 Hさん

メンバーVOICE

今回も沢山のアンケートへのご協力ありがとうございました。
メンバーだけの公演という事で、いつも以上に周りの方達の有り難みを感じました。
役者は僕等だけでも一つの公演を作り上げるには、 ご来場してくれたお客様をはじめ沢山の人に支えられているんだなと思いました。
僕は大塚プロデューサー、田宮四駆郎と二役やって田宮で歌うシーンがありました。
曲はコブクロの「桜」。
台本読んでビックリしたけど、自分のコブクロになりきって歌いました。 拍手が起きた時は、本当に嬉しかったです♪ 歌に関しては、予想外に褒めてもらったりして自分の新たな一面に気付けました。
今回のアンケートでは、田宮を気に入ったキャラで書いてくれた人がいたのが僕は嬉しかったです。
1番印象的だったのが男性の方で理由に「熱い男だから」と書かれていたもの。 【気持ちに素直に生きる】を大事に演じたのが伝わったと思えました。
これを自分の活力にして、今回良くなかった部分を改善し、 お客様が明日も頑張ろうと思える芝居を創りたいです。

G◎LDEN BALL CRUSH 大嶋 伸治

公演記録

  • 2009年3月8日(日) 〜 9日(月) <計3ステージ> Asian Cafe Red Dragon
  • ≪Cast≫G◎LDEN BALL CRUSH  are... 大嶋 伸治 / 森 律子 / 中沢 浩之 / 千葉 綾乃 / 飯塚 勝美
  • ≪Staff≫ 脚本・演出 なかざわひろゆき(G◎LDEN BALL CRUSH) / 演出補佐 さくら たまこ (G◎LDEN BALL CRUSH) /  映像協力 一ノ瀬 一太 (G◎LDEN BALL CRUSH) / デザイン 森 律子 (G◎LDEN BALL CRUSH) /  制作 G◎LDEN BALL CRUSH / 
    協力 AsianCafeRedDragon / 製作 G◎LDEN BALL CRUSH

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