G◎LDEN CASSETTE TYPEⅡ #2『純喫茶プロペラ堂』
STORY
とある街の外れ。静かな...はずの森の中。
「純喫茶プロペラ堂」の従業員達は今日も大忙し。クセのある客は次々と現れるが、肝心の待ち人は未だに現れず。
そんな店に1人のカメラマンが現れる。この店に明日を届ける為。
2011年8月、G◎LDEN CASSETTE TYPEⅡがお贈りするヒューマン・コメディ！！
なかざわMEMO
本作はＣＡＳＳＥＴＴＥのシブサワが脚本を描き、劇団ＴｙｐｅⅡの濱川さん＆私で再度練り直し、濱川さんがまとめてくれた、脚本創作が展開されました。
さらに今回の興行コンセプトは「若い力との出会い」。
僕よりも若い出演者のみんなには、舞台上で役を通じて「一生懸命生きる」ことを徹底させました。
「嘘」はやってはいけないんだから、演じてる方は辛いと思います。
でも、みんなが「面白くなる」という気持ちで、リレーのバトンタッチのように移り変わる人間関係に応じて、自ら流動的に動いてくれたので、「生きてる作品」になったと思います。
ＣＡＳＴが楽しく演じ、嘘をつかずに役と向き合う、それがこの作品の世界感を大きく広げてくれたと思います。
本作のＳＴＯＲＹを簡単に言ってしまえば、飛行機事故で両親を亡くした3兄弟が、帰りを待ちながら喫茶店を経営してるお話です。
重い空気感が続かないように、音楽や映像やダンスを組み入れ、悲しみや喜びを伝える事にこだわりました。
結果、皆さんをお見送りする時は、ほとんどの方が笑顔でしたので、良かったと思います。
東というカメラマンの役が突然泣き出すシーンがあります。
1人の役者に「東は、どうして泣き出したんだと思う？」って質問したら、
「安里の煎れたコーヒーが泣かせたんだと思います。」
っていう答えを聞いたと時、僕は思わず笑ってしまいましたが、帰りの電車で奥深さを感じ、ひたってしまいました。
「芝居」は奥深くて面白い。
それを改めて感じさせてくれた「プロペラ堂」に感謝します。
G◎LDEN BALL CRUSH 脚本・演出 なかざわひろゆき
PHOTO GALLERY
お客様VOICE
全体的にテンポが良くって観る事ができました。
演じてる方々の目の動きが眩しくて観入ってしまいました。
キャラクターが後からジワジワ滲み出て来て、とても味わい深いお話。
最後のバーベキュー映像のように、このキャラクター達が集まったらこんな事しそうだなっていうのが思い浮かべる事ができ、存在感が強く出てると思いました。
あと、舞台中、他の役が絶えず動いてるのにあまり気にならない自然さに好感持ちました。
映像、歌、ダンス、笑い、感動を盛り込んでとても面白い作品でした。
芝居で映像なんて初めて観たので新鮮でした！
兄弟の「ホット！」のくだりは妹さんにもやって欲しかったです（笑）
笑いはもう少し・・・クレオパトラはアドリブですか？とても良かった！
こんなに内容が濃いのに、こんな値段で観れるのって驚きです！
ありがとうございました！
白黒さん良いキャラでした。
シンプルに皆さん楽しそうに公演されてるのが印象的でした♪
物語、テンポも自分の中でかなりはまって最後まで楽しく観れました。
どんな事でも「やってる人が楽しんでる」のは伝わります。
自分も仕事で活かして行きたいと思います。
素敵な時間をありがとうございました。
90分作品とは思えないくらい、骨太でしっかりとしたストーリーで構成が綺麗でした。
東役（平澤）のふとした表情の創りが良かったです。
ＯＰ映像が安里（米津）と東（平澤）だけの出演だったので、残り2人の兄弟もクローズアップされればもっと良かったと思います。
劇中で話題になってた週に7回逃げる犬は、柴犬だと思い込んでました・・・。
久しぶりに凄く楽しいノンフィクションを観た気持ちになりました。
「純喫茶プロペラ堂」があるなら、私も絶対行きたいです！
とても楽しかったので、逆に感想が出て来なくて申し訳ないですが、とにかく「ほっこり」しました★
もう1回観たい！と思いました。
とても素敵な作品でした。
自分も安里のコーヒーが飲みたいです！
晶子（森）が前回公演「奪取【ＤＡＳＨ！】+α」の役とギャップがあり、どぎもを抜かれました！
次も必ず観に行きます！
白吉（福原）、黒吉（中沢）、素晴らしすぎ！
白吉（福原）黒吉（中沢）コンビが最高です！
さすがの存在感ですね！
森さんと大嶋さんの存在感もＵＰしてませんか？？
今までで一番良かったです！
ベリー工房のお2人も楽しい、綺麗なベリーダンスをありがとうございました！
笑いあり、涙あり、とてもいい物語でウルッと来てしまいました。
こんなＣａｆｅに行ってみたい。
笑顔を忘れず、明日から、いや今日から頑張ります！
次回公演を楽しみにしております！
ベリーダンス素敵！もっと観たかった！
楽しく感動ありの凄く素敵な舞台でした！！
チームワークの良い笑いが良かったです！
誰かの死を乗り越えて・・・自分の踏み出したい未来に向けて・・・
何だか、元気付けられました！
途中のベリーダンスのショーがアクセントになってて良かった。
所沢の近くに航空公園がありますが、近くの喫茶店のイメージで創作したんですか？
内容の濃いストーリーで満足しました。
純粋なお話とても好きです♪
キャラクターもそれぞれ良い意味で好きでした♪
謎のミュージシャン（飯塚）、素敵な歌声と最後の映像の笑顔が素敵でした。
素朴過ぎて好きです♪
いつも刺激的な作品をありがとう！
なかざわさん、素敵な作品にまとめあげましたね！
所沢をより一層若い力で盛り上げて下さい！
ふらっと舞台に現れ、ひょうひょうと舞台から去っていく。
これいいのかもしれない。
各登場人物の人生を想像させてくれるのが絶妙でしたよ。
東（平澤）が亡くなった家族の写真を見せ、安里（米津）を救うシーンは感動しました。
次回のチャレンジも期待してます！
メンバーVOICE
皆様、今回もたくさんのご意見、ご感想をいただき本当にありがとうございます！！
はじめに個人的な事を書かせていただくと、アンケートの中に私が演じた影山ヒカルの歌にではなく、ラスト映像の影山ヒカルの笑顔にお褒めの言葉がありました。
生意気な事を言いますがしてやったりです（笑）
今回はセリフのない役だったのですが、もし言えるのなら一言だけ言ってみたいセリフがありました。
緑（ミドリ）が安里（アンリ）に言った、
「ものすごく楽しい、楽しくて楽しくて楽しくて仕方がないくらい」
この作品に関わっているあいだ実は私もこんな気持ちだったんです。
個人的な想いでもありますが、そんな自分を伝えたかったしこの作品を見た方にもそう思って欲しかった。
ただアンケートを見るとそれぞれの方にそれぞれの感想がありそれぞれの感動があるのが分かります。
芝居の難しさも痛感したし同時に可能性も感じました。
まさに理想は安里（アンリ）の作る魔法のようなコーヒーです！！
理想は高いですが皆様のおかげで私たちは今もその理想を追い続けることが出来てます。
今後も皆様のご意見、ご感想を参考に創作活動を続けていきます。
本当にありがとうございました！！
G◎LDEN BALL CRUSH 飯塚 勝美
公演記録
| 公演日程 | 2011年8月20日(土)～8月21日(日)＜計３回公演＞ |
|---|---|
| キャスト |
森律子、大嶋伸治、中沢浩之、飯塚勝美、福原龍彦（CASSETTE）、 濱川恭次（劇団TypeⅡ）、柚木綾介、米津詩穂（劇団虎のこ）、 平澤萌花（青山ねりもの協会）、月岡美樹、代里衣子、昆野祐希、 デラ宮寺（劇団メトロノーム）、玖道満、由香里（劇好サボテンアミーゴ）、 中野工（三木プロダクション）、佐々木明奈（青山ねりもの協会）、 YUKA（ベリー工房）、AYANO（ベリー工房） |
| スタッフ |
脚本：シブサワホタル（CASSETTE） 脚色：濱川恭次（劇団TypeⅡ） 演出：なかざわひろゆき（G◎LDEN BALL CRUSH） 映像：一ノ瀬一太、舞台監督：護山明子、音響：齋田 吾朗、 照明：楠真央（株式会社MOON LIGHT）、 デザイン：森律子（G◎LDEN BALL CRUSH）、PHOTO：表参道渋谷、 企画／構成：なかざわひろゆき（G◎LDEN BALL CRUSH）/濱川恭次（劇団TypeⅡ） 協力：ワルツホール所沢運営委員会（ワルツホール所沢 西武所沢店） 主催；所沢文化サロンdeワルツ |
