GOLDEN BALL CRUSH

DATABASE

G◎LDEN BALL CRUSH #12『MIKE』

MIKE

STORY

1人のマスクマンのプロレス人生20年に幕を降ろす引退セレモニーから物語が始まる。
マスクマンの名は「マスクド・バイエルン1号」。あらゆるソーセージ殺法でファンの心を鷲掴みにして来た。
マスクドバイエルンの過去が、引退セレモニーのスピーチを創り上げて行く。

思い返せばデビュー戦。妻の出産日と重なって大変だった出来事をリング上で語り出す。
当時、「マスクドバイエルンズ」としてデビューが決まっていたが、タッグパートナーの「マスクド・バイエルン2号」が43℃の熱で欠場。試合前の控室で、欠場を知った「マスクドバイエルン1号」は慌てふためく。会社から「1対2のハンディキャップマッチ」か「タッグパートナーを自分で探す」選択を迫られる。「マスクド・バイエルン1号」は、タッグパートナーを探す事を決断し、試合前の控室で苦戦しながらも友人や恩師に電話を掛けまくる。何とかタッグパートナーが見つかった「マスクド・バイエルン」の携帯電話が震える。妻から「産まれる」の電話。更にマスクド・バイエルンはパニクってしまう。。。 引退セレモニーの場面に戻り、現役生活、自分がマスクマンという事で家族に迷惑を掛けた事を語り出す。
娘の反抗期の頃の「マスクド・バイエルン」の夫婦生活が描かれる。妻の千央里は自分の事しか考えていない夫に愛相つかしている。肝心な所で娘に物事を伝えられない「マスクド・バイエルン」。千央里は、夫に対しマスクを被りマイクパフォーマンスのようにして娘と向き合えば、父親らしく伝えられるんではないかと、冷蔵庫の残り物だった魚肉ソーセージを差し出す。 そんな、家族が現役生活で初めてプロレス会場に来てる事をお客さんに伝える。
引退試合前の控室に千央里が訪ねて来た。引退セレモニーのスピーチが心配で、話す内容を紙に書いてまとめる事を提案。その時、娘の薫が初めてプロレス会場に来てる事を知る。千央里は、1人娘に対して、セレモニーで父親らしいところを見せて、試合後に「結婚おめでとう」の一言を伝えて欲しいと「マスクド・バイエルン」に伝える。そして、夫婦の関係が解けて行き、千央里はマスクドバイエルンのマスクの紐を結び直し、夫の両肩をたたいて引退試合の花道に贈る。。。 試合後の控室で、マスクド・バイエルンと千央里は、娘の薫と向き合う。果たして、マスクド・バイエルンは父親として、娘に最高のマイクパフォーマンスをすることができるのか。。。

なかざわMEMO

今回の作品ですが、私を含めた3人の脚本家で「マスクマン」をテーマにして短編を描きました。
私が、それぞれ描いてくれた短編を「MIKE」という1つの物語にしました。
この作品が生まれたきっかけは、劇団TypeUの濱川恭次さんこと「はまーさん」に 「1人芝居やりたいんで、僕の為に描いてもらえませんか?」とお願いした事 がきっかけになりました。 そこから色々と話し合い、今回の構成とさせていただきました。 はまーさんが描いてくれたシーン2の「デビュー戦」は、そのまま上演しました。
また、メンバーの一ノ瀬一太もインターネットラジオ内のラジオドラマ短編脚本で評判を得て、初めて演劇作品として上演しました。演出にもチャレンジしました。
各執筆シーン、それぞれが森律子&中沢浩之を演出しております。
ふざけたキャラクターのマスクマンになってしまいました(汗)鳥山明先生が描く「うめぼし食べてスッパマン」...いや、どちらかと言えば、見栄っ張りな「MR.サタン」ですかね...。
そんなマスクマンでも、日常を生きていて、みんなと同じような悩みや苦しみ、葛藤と戦っています。
日常で思わず笑ってしまう言動。思わず笑ってしまう夫婦のやりとり。よく聞く言葉。気持ちの変化。日常の様々な感情から生まれた引退スピーチを感じていただけたなら幸いです。
そして、今回の全音楽は、メンバーの飯塚勝美のオリジナル曲です。「MIKE」の世界を広げてくれました。
今後も笑えて、感動できる作品を創作して行きますので、楽しみにしてて下さい♪

G◎LDEN BALL CRUSH 脚本・演出 なかざわひろゆき

PHOTO GALLERY

公演記録

公演日程2015年10月31日(土)〜11月1日(日)<2回公演>
キャスト 中沢浩之 / 森律子
スタッフ 脚本・演出 :なかざわひろゆき
劇中短編脚本・演出 :濱川恭次(劇団TypeU)/一ノ瀬一太
劇中音楽製作 :飯塚勝美
「MIKE」デザイン :naozzie.B
制作 :G◎LDEN BALL CRUSH事務局
企画・製作 :なかざわひろゆき

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