営業不振に追い込まれてる「多国籍ダイニングGBC」。
女性一人で店を経営してる「爛子(ランコ)」といつまでも売れない役者「黒田」。
イタリア帰りの陽気なシェフ「山田」。
3人の前に、直木賞を受賞したノンフィクション作家「歩愛(ホノカ)」が
店の宣伝文章の原稿を持って入って来る。
そこから、歩愛と山田はおかしく衝突しながらも、お互いの夢と希望を叶える勝負が始まる。
山田は姉の爛子から「お酒に合うスウィーツ」をお店に置いて、フランスに旅立って欲しいと言われ、
歩愛はTVプロデューサー大塚から「女性をターゲットにした現代のシンデレラSTORY」
を創って欲しいと強制的に依頼される。
足りない部分を荻ぎ合いながら、創作活動に磨きがかかる。
歩愛は大切な人へ「恋愛ドラマ」を描くことを決断する。
山田は歩愛に「描きあげたら、究極のスウィーツを食べさせる」と約束をする。
何をやってもうまくいかない無才能な黒田は歩愛に気持ちを抱いていた。
大塚はそんな黒田を見て、大金を引き換えに2人のスクープ写真を撮って公開する事を要求する。
時間が流れる中、爛子の淋しい過去も見え隠れする。
歩愛、山田、黒田の三角関係がヒートアップする中、歩愛は持病の心臓病が悪化し、倒れてしまう。
コックコートを羽織った山田は大切な人のために「究極のスウィーツ」を創り始める・・・。
レストラン公演の企画が先に決まり、プレッシャーの中で何度も現実逃避したのを思い出します(笑)
主人公の設定が全く浮かばないし、男の観念が如実に出てしまうし、タイトルから主旨が外れてしまう・・・。
ある時、早朝TVを見てたら作家でコメンテーターの「室井佑月」さんが目に飛び込んで来たんです。
その時、思った事は
「あれ?メンバーの森律子と髪型が同じだな?」
それで作家にしたんです。
安易で本当に申し訳ございません。
そして、今の自分の現状をそのまま書いてやろうと思ったんです。
脚本よりも「劇場ではなくレストランで芝居を上演する意味」、「レストランならではの演出」
を大切にしようと切り替えられてから1週間で書き上げました。
メンバーの反応は
「今までの中で一番いいんじゃない??」
驚きの後に悲しみが・・・
嬉しいけど悲しみが・・・。
今の世の中って、色んなものが入り乱れて不要なものが排除されてる。
みんな不安の中で大切なものに気づこうとしている。
そんな中、肩の力を抜いたらできたんです。
考えるよりも肩の力を抜く事が大切なのかもしれないです。
肩の力を抜いて書いたものだから、みんなはそう言ってくれたのかもしれないです。
結果、本番見終わった後に大切な人がもっと大切に想える作品になりました。
「レストラン公演」「室井佑月さん」ありがとうございました!!
私が観たのは27日(木)のBチーム。
何が良かったって?
まずお客さんの雰囲気。
会場に到着して、テーブルについたときに、近くの客とのミッションの方が、観劇より先だからね。
カップルあり、女性グループあり・・・。あ、そう。この日はレディースデー。
そんなこと、まるで忘れてたふりして、野郎一人でどっかと腰を下ろしても、
仮に何か違和感があったとしても、それをスッと薄めてくれる懐の深さ。
そうなったのも、フロアスタッフの方々の感じがとっても良かったからかも。
あまりに接客がいいので、ついオリジナルメニューの「G◎LDENカクテル」をあおり、個人的にちょっと反省。
フロアスタッフ、なぜかみんな声がでかい。飯がうまい。・・・うまい。
そう、ここは「RedDragon」。アジアンカフェ・・・レストラン・・・食堂・・・。そりゃ料理のプロだもの・・・。
味だけでなく、量もほどほど。
これ以上食べると本番前に眠くなっちゃう寸止めのところ。気も利いてるというかなんというか。
本番中も、ちょっとした小物、出入り口、席からよく見えなかったけど、どうやら厨房も(?)使って、
調理あるな・・・じゃない、超リアルな舞台空間になっていた。内心はらはらどきどき。小物とかこわしちゃわないかとかね。
それで、いいところでぐっとくるのが、生音楽。正直、舞台は台詞より音楽の勝利だね・・・。まいった。
とにかく泣いたよ。主役とられたね。音楽に。
石井幹さんのギターにうまいことうねりをかけられた井上留央さんこそ、今夜のヒロイン!
太鼓判。
自称ミュージシャンのおじさんとしては、次のライヴ行っちゃうよ。予定教えて。
井上さんの歌が頭の中でぐるぐる回って、心が着陸できないときに、
おいしいカクテルで、やさしくソフトランディングの余裕をくれた、RedDragonにまた感謝。
本当に素敵な夜になりました。
なお、芝居については、また何かのついでにでも書きます。
小さな空間なので、出演者との距離との距離が近く、臨場感があって良かったです。
お料理と公演後のミニライブも良かったです。
爛子さん、最高ー!!
ちょっと今日は落ち込んでたのですが、元気が出ました。
STORYも個々のキャラクターも気持ちを上げてくれて出会えて良かったです!!
不思議な空間での舞台。とても心に残りました。
最後が切なくて、ちょっと泣いてしまいそうになりました。
素敵な空間での素敵な時間を過ごせた事に感謝です。
序盤は場所に慣れず、うまく話に入り込めなかったが、時間と共に『恋愛ドラマ』にのめり込んだ。
TVや映画とは違う「LIVE」の恋愛に本当に感動した。終演後の音楽LIVEも最高でした。
1人1人が個性的でとても面白かったです。爛子さん、悲しい過去があってこその明るさでした。
内容がとても分かりやすく、舞台と客席が近い創りで自分も物語に入ってるような気持ちになれました。
音楽もココロに来ました♪ 生演奏最高でした。
素晴らしい時間をありがとうございました!!
飯塚さんの『鬼塚ちひろの「眩暈(めまい)」』の生演奏が良かったです。
男性が女性の曲を歌うのは素敵ですね!
情景が浮かんでくるくらいの演技で入り込んでしまいました。
演技をされてる方と普段接することはないので、自分とは違う世界、知らない世界で
好きな事に打ち込んでる姿を見て、大変刺激を受けました。
私も明日から好きな仕事に打ち込めるよう頑張りたいです!!
最初の「コアリズム」が面白かったです。
飲食店をうまく使って、狭さを感じさせないとても面白いお芝居でした。
最初の「コアリズム」のお尻からのスタートが◎。生演奏の彼女の声も◎。
今回のお話、キャラクター、生演奏、とても素晴らしかったです!
最後の歌とビデオのシーンは涙が出ました。本当にとても楽しい時間をすごせました。
ありがとうございます!!
こういった劇団の演技を観る事が初めてだったんですが、
お店全体を舞台にしてしまう所や、その世界に引き込んでしまう皆さんの演技に感動しました!!
また観たい!!
Bチームも観ましたが、今回は特に歩愛役を演じた、森律子さんが印象に残りました。
爛子さんもBチームとは違いますが、スゴく、いい役どころでした。
同じ脚本でも全く違うお芝居になってて面白かったです!
甲乙つけ難いです。
飯塚さんの甘〜い音楽、切ない声も見事に芝居を盛り上げてくれました!
「春巻き揚げ」が美味しかった。「ココナッツカレー」も。
デザートのソースが1番美味しかった。恋愛に枯れた自分の現状を哀しんだ。
シナリオ的に、ちょっと最後がベタかなと思いましたが、前回の「SUNNY」と違って良かったです。 チームTシャツがカッコ良かった!
歩愛は黒田の何が気に入らないのだろう?と思った。
AとBで男女入れ替えのある台本のせいじゃないと思うけど、「男だなぁ」「女だなぁ」と思えるポイントがあって好きです。
でも好みかな。。
お料理美味しくて充実した時間がおくれました。皆様、お疲れ様でした。
大嶋さんのパンチある演技がGOOD!
あるあるある・・・こういう三角関係。
こういう展開も悲しいけど、ハッピーエンドが全てじゃないし、残るものがありますね。
「さくら たまこ」さんの演技をG◎LDENで観てみたい!!
なかざわさんがどうしても観たかった。
久しぶりに観たけど、相変わらず面白い!また役者で出演して欲しい!!
3年前のレストラン公演の時、当日来て入れなかったので、どーしても観たい公演でした。
食事も旨いし、芝居もしんみりして楽しくて年末には最高でした!!
本当にたくさんのご意見&ご感想ありがとうございます!!
今回は、有難い事に「面白かった」「ありがとうございました!」というご感想が多く
シビアなご意見も掲載しようとしたんですが、・・・無かったんです。
皆様のアンケートを全部読み、レストラン公演の興行を展開して心底良かったと思いました。
今の自分達が精一杯できる事をメンバー&客演の皆さんで共有して落とし込み、
お客様の明日の足取りを少しでも軽くする完成作品を意識する。
それがG◎LDENの作品創りの大切にしてるところなんです。
それが、少しでもかたちにできた喜びはあります。
もちろん、客観的に観て、まだまだ若いチームだなと感じてしまった面もありますが。。。
次回公演もお世話になりました「RedDragon」でのレストラン興行です。
皆様のご意見を繁栄させ、良い部分は残しながら、また一味違う「LIVE感」を重視したSTYLEに仕上げたいと思ってます!
次回のこのコーナーの文章は・・・・・・
メンバーの「大嶋伸治」が皆さんにお声を届けますので楽しみにしてて下さい!!
本当にありがとうございました!!